2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で採択された
持続可能な開発目標「Sustainable Development Goals:エスディージーズ」の略称です。
国連加盟の193か国が2030年までに達成する目標として掲げたもので、持続可能な世界を実現するため17のゴール(目標)と169のターゲットから構成されています。
地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓い、発展途上国のみならず、先進国自身も取り組む全世界的なものです。
国内では、平成28年(2016年)5月20日に、内閣総理大臣を本部長に、内閣にSDGs推進本部を立ち上げ、同年12月22日にSDGs実施指針を決定しました。
石巻圏域2市1町 SDGs推進宣言
令和3年度には、石巻市、東松島市、女川町の石巻圏域2市1町は、それぞれが広域的な視点に立ち、圏域のスケールメリットを活かしながら、SDGsの理念の普及を広く図ることにより、圏域住民一人ひとりが主役としてこれまで以上の連携・協力を深め、SDGsの視点に立った地域課題を解決することで、持続可能な地域社会の実現を目指すことを目的として、SDGs推進を宣言しました。
連携事項
- SDGs普及に関する情報を共有・発信しながら、SDGsの認知度向上に関すること。
- 圏域住民のSDGsの取組拡大に向けた、様々な主体とのパートナーシップの構築・強化に関すること。
- SDGsを行政運営に取り入れ、経済・社会・環境の好循環を生むことで圏域内を活性化し、住み続けられるふるさとを次世代に引き継ぐこと。
石巻圏域定住自立圏共生ビジョン
令和4年度には、石巻圏域の将来像の実現に向けて、定住自立圏形成に関する協定を締結し、石巻市、東松島市、女川町が連携して推進する具体的な取組のひとつとして、SDGs推進を掲げています。
取組案
- 町公式ホームページ、広報紙等による情報発信によりSDGsの普及を図ること。
- SDGsパートナー制度を展開し、SDGsを推進する。
- (仮称)石巻圏域SDGs未来企業制度を展開し、SDGsを推進する。
- 共同事業の検討及び展開により、SDGsを推進する。