町では、令和6年3月に策定した女川町地域公共交通計画において「みんなで育てる公共交通」を目標の1つとして掲げており、地域住民のみなさんや企業・地域団体と協力・連携し、公共交通を地域の課題としてみんなで考え、将来のまちの姿を見据えた持続可能な公共交通を実現するための場としてモビリティ研究会を立ち上げました。
モビリティ研究会では、地域のみなさんとお話合いをしながら、女川町に合った公共交通の実現を目指していきたいと考えておりますので、お気軽に参加ください。
- モビリティとは、移動しやすさや移動の仕組みを意味しており、車や電車といった乗り物そのものではなく、「移動の仕組みを考えることでまちの価値も向上させる」ことを目的として「モビリティ研究会」というネーミングにしています。
第1回モビリティ研究会の開催結果について
令和7年5月28日(水曜日)に第1回モビリティ研究会を開催しました。
当日は、福祉・医療・地域振興・教育・土木といった色んな分野の方に参加いただき、(1)高齢者や買い物弱者に対する移動課題を検討するグループ、(2)今の移動手段をもっと便利にしたいグループ、(3)観光客の移動を検討するグループに分かれ、それぞれのグループの目指すべきゴール、今年度の目標について話し合いを行いました。
○各グループの目指すべきゴールと今年度の目標
- 高齢者や買い物弱者に対する移動課題を検討するグループ
目指すべきゴール:乗りたいときにすぐ乗れるバス・タクシーの仕組みの実現
今年度の目標:理想の交通の実現に向けて、具体的な要件を整理する - 今の移動手段をもっと便利にしたいグループ
目指すべきゴール:もっと小回りが利き自由に使え、夜間はタクシーの役割も兼ねるデマンド交通の仕組みの実現
今年度の目標:デマンド交通を導入できるかどうかを判断する - 観光客の移動を検討するグループ
目指すべきゴール:観光客増加に向けた仕組みの実現(先進モビリティの活用や自動運転の導入など含め)
今年度の目標:駅前以外のエリア(離半島部など)の観光を盛り上げるモビリティのアイディア出し
○次回のモビリティ研究会
次回のモビリティ研究会では、各グループの目指すべきゴールに向け、具体的な仕組みや体制などについて意見を出し合う予定ですので、1回目のモビリティ研究会に参加できなかった方もお気軽に参加ください。
- 日時:令和7年9月25日(木曜日)18時から19時30分まで
- 場所:女川町生涯学習センター 研修室1・2