女川町誌 続編
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部に墓地がある。 以前畑のころに遺物が採集されたが、現在は宅地化が進み遺跡は壊滅状態である。詳細については不明である。 〔時期・型式名〕縄文時代 〔人工遺物〕土器|縄文土器、石器|石鏃、剝片 38 崎山遺跡(さきやま) 〔所在地〕女川町石浜字崎山 〔概要〕女川港の北東岸に突き出た丘陵端部の東側斜面に位置する。標高七~二〇㍍で東西一〇〇㍍×南北八〇㍍の範囲であ る。天神社の 北側にあたる。 現在、山林 で、一部畑に 利用されてい る。館跡の可 能性もあると いう。 〔時期・型式名〕縄文時代後期(南境) 〔人工遺物〕土器|縄文土器 〔保管〕照源寺、女川第二小学校、女川町教育委員会 ○北浦地域 39 竹浦遺跡(たけのうら) 〔所在地〕女川町竹浦字月浜 〔概要〕女川湾の北東岸に大きく張り出した丘陵があり、竹浦の入り江が形成されている。 丘陵北東斜面から谷間にかけての標高三〇~四〇㍍の集落に下がっていく畑より、磨製石斧一点と縄文土器が表採されたという。現在、遺物は採集できない。 〔時期・型式名〕縄文時代 〔人工遺物〕土器|縄文土器、石器|磨製石斧 〔保管〕照源寺 507

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