女川町誌 続編
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○五部浦地域 20 飯子浜遺跡(いいごはま) 〔所在地〕女川町飯子浜字飯子 〔概要〕五部ごぶ浦うら湾の南岸の入り江の飯子浜に位置する。湾に張り出た丘陵間の埋没谷にあり、標高五~一五㍍で東西四〇㍍×南北六〇㍍にわたる遺跡である。土師器が数点表採されている。 現在は畑地、水田に利用されている。詳細は不明である。 〔時期・型式名〕平安時代 〔人工遺物〕土師器 〔保管〕太田昭夫 21 野々浜A遺跡(ののはま) 〔所在地〕女川町野々浜字野々浜 〔概要〕五部浦湾の最奥の南岸にある野々浜に位置する。従来、野々浜遺跡は二か所の散布地があったが、昭和六十 三年(一九八八)の踏査で二つの遺跡とした。A遺跡は湾に臨む北側丘陵南斜面の五十鈴神社を中心に標高五~二〇㍍北東~南西一〇〇㍍×北西~南東四〇㍍の範囲にある。海岸から一五〇㍍ほど入った部分である。 神社南下の畑地、野々浜集会所の裏の畑地、神社の遊園地北 488

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