女川町誌 続編
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第四節 保健センター 近年、経済社会の著しい変化に伴い、成人病予防、老人保健、母子福祉、健康の増進等保健需要が増大し、町民の ニーズも多様化している。 保健センター(全景は第三章)は、総合的な保健サービス機関であり、町民が気軽に健康相談、健康教育、健康診査等を受けることができ、また、町民が自らの健康に対する自覚を深めるための拠点となることを期待して開設された施設である。電源立地促進対策交付金、国庫補助金、町費合計一億九〇〇〇万円を投じ、昭和五十六年(一九八一)十二月着工、五十七年六月竣工しゅんこう、七月一日に開館した。 その後老人保健法が昭和五十八年(一九八三)二月から施行され、本格的な高齢者社会の到来に備えて、健康づくりを目指すということで、市・町を実施主体として四〇歳以上の人を対象に、健康手帳の交付、健康教育、健康相談、健康審査、医療、機能訓練、訪問指導、そのほか、老後における健康の保持のため必要な事業として政令の定める事業を実施すること 175

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