女川町誌 続編
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滞納繰越分で一九㌫(前年度二四・二㌫)となっている。現年度分の収納率は前年度を上回っているが、滞納者の数は年々増える傾向にある。 低所得者層を多く抱えている本町国保の現状からして、税の収納確保に困難な点はあるが、国保税は本事業の根幹をなすものであり、その確保に万全の措置を講じなければならない。 ⑸ 国民健康保険診療所特別会計 イ 本決算は歳入、歳出それぞれ四三二三万九〇〇〇円(前年度比七三万二〇〇〇円増)で、一般会計から赤字補填分として一七一六万五〇〇〇円の繰り入れにより収支均衡の決算となっている。 ロ 診療収入は前年度に比し、一〇八万二〇〇〇円の減、医業費は三三万四〇〇〇円の増となっている。 ⑹ 江島へき地出張診療所特別会計 イ 本決算も歳入、歳出それぞれ三三五九万一〇〇〇円(前年度比五三万五〇〇〇円の増)で、一般会計から赤字補填分として一四一三万九〇〇〇円の繰り入れにより収支均衡の決算となっている。 ロ 診療所収入は前年度に比し七九万五〇〇〇円、医業費は二一万九〇〇〇円と、それぞれ減となっている。 ハ 出島・江島の両診療所ともに毎年度赤字で一般会計より補填しているが、離島診療所としてはやむを得ない現状である。 ⑺ 老人保険特別会計 イ 本決算は、歳入額五億五七九二万七〇〇〇円(前年度比五三六万四〇〇〇円の減)、歳出額五億四九四一万一〇〇〇円(前年度比六三一万円の減)で、差し引き八五一万七〇〇〇円を翌年度へ繰り越している。歳入の主財源 123

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