女川町誌 続編
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な増加を示した。 ⑶ 簡易水道特別会計 イ 決算額は歳入八〇二七万円、歳出五五三八万九〇〇〇円、差し引き残額二四八八万一〇〇〇円となっているが、 これは飯子浜簡易水道水源増補工事が年度内完成を見なかったため、繰越明許費の処理をしたもので実質収支は ゼロである。一般会計から四一二〇万八〇〇〇円(赤字補填分三五〇万四〇〇〇円、建設事業分三七七〇万三〇 〇〇円)の繰り入れにより、収支均衡の決算となっている。 ロ 給水収入が前年度に比し一二二万円の増収となっている。 ハ 本会計は、一般会計からの繰入金の財源依存により経営されているが、地理的条件からやむを得ない要素であ る。 ⑷ 国民健康保険特別会計 イ 本決算は、歳入八億五一五〇万四〇〇〇円、歳出七億九六三〇万円、差し引き五五一九万八〇〇〇円の黒字で、 基金繰入額四八五〇万四〇〇〇円、翌年度へ繰り越し六六九万三〇〇〇円の措置がされた。 ロ 国民健康保険の軽減措置として一般会計から四九五六万七〇〇〇円の繰り入れがなされ、被保険者の負担軽減 等の手だてがなされている。 ハ 国民健康保険税三億三六五三万一〇〇〇円(前年比〇・六㌫増)と国庫支出金三億一七六三万二〇〇〇円(前 年度比一二・〇㌫減)で歳入額の七六・八㌫を占めている。 ニ 国民健康保険税の収納率は総体で九五㌫(前年度九五・三㌫)、現年度分で九八・七㌫(前年度九八・一㌫)、 122

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