女川町誌
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第六節地質・生物一、女川地方の地質牡鹿半島乃至女川地方の地質は、言うまでもなく褶曲構造からなる北上山脈の地層より成つている。そして中生代層に属する三畳系・ジユラ系は共に北上山地に於て気仙沼市以南の山地東部に発達し、追波川以南牡鹿半島南端までは全部三畳系・ジユラ系よりなり、僅かに桃生郡雄勝町に古生代層の二畳系、牡鹿半島南端に下部白堊系とされるものが狭少な分布を示している。15

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