女川町誌
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円にのぼり、今後の財政運営に支障を来すことゝなつたのである。(第二表参照)そこで昭和三十一年五月十八日町議会に於て審議の結果法の適用を受けることに決定し、同月二十八日町長(木村主税)議会議長(木村寅太郎)外四名自治庁に出頭して具さに申出をなし、六月五日付を以て、申出の承認があり、直ちに再建計画を策定し、事前協議のため再度町長議長等自治庁に出頭し、若干の事項を修正して成案となし同年十一月一日町議会に於て㈠再建債二千六百万円を起し㈡昭和三十一年度より三十八年度まで八か年度を以て、財政の再建をなす事に満場一致を以て議決し、翌二日正式に自治庁長官に対して計画を承認せられたい旨申請をなし、同年十二月二十五日正式承認を受け、再建債は同日政府債一千三百万円(大蔵省年六分五厘)、公募債一千三百万円(内七十七銀行六百万円、町村職員恩給組合七百万円利子は共に年八分)計二千六百万円の決定を見たので、直ちに借入れをなし、終戦以来長年に亘る町財政の赤字を棚上げして、こゝに晴れ晴れとした気分と決意とを以て八年間に再建する町財政の発足を見たのである。一一、女川町財政の現況その後㈠地方公共団体の税財政制度も次第に改善せられ㈡昭和二十九年度以前の公共事業のための町債利子は償還額の一部を地方交付税に算入することゝなり、且つその外に地方交付税の税率引揚となり㈢更に本町が多年投資した公共事業の完成、又は進捗の結果として各種事業場の進出による税の自然増収等一般財源の増加をも見るようになり、昭和三十三年度に至り、再建期間を一か年短縮して七か年と計画変更をなし、尚且つ過去に上回る各種建設事業及行政水準を維持し得る確信を持つようになつたことは、本町将来が健全に発展することを予約されたもので喜びにたえない。これが本町最近に於ける財政推移の概要である。(昭和三十四年十月)尚現在の財政状態を明らかにするため、昭和三十三年度一般会計並に特別会計決算表をも入れることゝする(第三表)624

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