女川町誌
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昭和十五年1、増産計画大麦・小麦・小豆原種を配付し、又馬鈴薯・甘藷・玉葱等の優苗の斡旋奨励2、肥料無機質肥料を使用する者漸次増しその需用を充たす3、切符制砂糖・木炭・地下足袋・自転車・リヤカータイヤ・チューブ・木綿・ネル地・手拭・ミルク・衛生綿・ 釘・釘金・セメント・燈用石油・軍手・鉄鋼昭和十六年増産関係耕地面積の拡張開墾を奨励し、二町歩の山林を畑に開墾し、種苗の改良及び肥料の増配をなす。昭和十七年1、生産拡充、物資統制、開墾事業、一町一反四畝、畑一町三反を三年計画を以て竣功すべく努力中。2、飼料増産、十八年以降減配されるのを豫想し、牧野を改良により之を補給す可く約十二町歩の牧野に対し補助を得実施十八年度も継続せんとする見込。昭和十八年木炭の生産割当をなし現地配給を行う。昭和二十三年1、食糧一割増産運動。2、臨時物資需給調整法に基く農業資材配給規則によりて指定農薬農器具の適正配給を実施。昭和二十四年連合軍の施米食糧に依存している現状であるから、まだまだ食糧増産を必要とする。従つて肥料の配給は各個人の耕作反別竝に作物別に厳正に割当をし配給所(女川町農業協同組合)緊密なる連絡のもとに、昭和二十四年四月一日以降現在まで本県より割当られたる数量左記の通り。個人毎に割当配給窒素質肥料一三、三五九貫燐酸質肥料一〇、八八七貫加里質肥料二、三九九貫八百匁石灰質肥料九三〇貫林業国土保安の為政府五か年造林施策森林組合の設立完了五月六日女川町林野航空写真補正実地調査五月二十一日第一回森林組合設立勧奨説明会七月二十七日第二回森林組合設立勧奨説明会八月十七日森林組合役員会十月七日組合設立認可申請431

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