女川町誌
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林産五、戦時下の農業昭和十二年七月十日に支那事変が突発して以後の各種産業は、農業といわず漁業といわず総てが愈々軍事色を帯び、特に食糧問題につながる農業はひたすら増産々々で軍国主義に傾き、供出と配給ということが大きく取り上げられたのである。次に終戦時前後の年次を追うので、その主なる事項を列記し、時代の農業事情の大要を述べて見よう。昭和十三年軍用大麦供割当数量百二十七石五斗也供出済数量七十九石五斗也昭和十四年小麦増産計画十四町三反の増殖副業奨励自家用醬油十八石430

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