女川町誌
403/1094

や舟を出す。それが最盛季四、五月頃には、江島を中心として周辺海面に多数の小舟が浮びイケの出来るのを待ち、一大競技場となり観光客を喜ばせる。㈡ランプ網集魚灯を用いる漁法で、サンマの棒受網と軌を一にするものである。一、ABCDEは元網と称し各五尋位の長さ二、もちあみ巾約十間長さ約十七間三、沈子(おもり)F鉛製合計約八貫目四、A’B’C’D’E’は引き網であるランプ網その漁法小型発動機漁船もサッパも錨にて定着する。集魚した時小型船より沈子ある方から網を水中深く沈める。引網をサッパの方で引く。小型船は元網を引く。かくしてもちあみにてとる。小型発動機船335

元のページ  ../index.html#403

このブックを見る