女川町誌
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㈡明治十九年御雇工師和蘭人ドウルン氏実測計画㈢続いて内務上等技師山田寅吉氏派遣せられ築港計画㈣明治十九年一月宮城県会に於て総工費七十八万円を建議し、内務大臣は閣議に提出せるも財政上実現せず。(近代の築港実施状況)㈠昭和二年女川振興会にて工事費二十万円を以て、二万五千平方米の埋立延長六〇〇米の護岸を築造し魚市場を設備す。㈡昭和六年工事費五千円を以て越木礁に燃竿を設置す。㈢昭和七年工事費十五万円を以て、漁港修築工事を施行し小型船舶基地を造成す。㈣昭和十一年工事費三十一万円を以て防波堤(延長一四七米)を築造す。㈤昭和十年鉄筋コンクリート桟橋二ヶ所築造す。㈥昭和十六年防波堤竣功すると同時に、工事費壱百十八万円を以て三千噸岸壁、其の他の施設を含む修築工事施行着手す。(石浜方面)(入港船舶)右は一例にして各汽船は主として油槽なり、他に元軍艦229

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