女川町誌
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端に起り、西方へ進むこと一〇〇米にして南々西に屈折一九五米にして南方に再折し、一一九米二の点より半径三〇米の曲線にて南西の方向に彎曲更に九十五米八にして南微東に延ひ、一九一米にして鷲神に達するものにして総延長七〇一米の内二九五米を大型漁船岸壁一五五米を汽船及運搬船岸壁六〇米を附近村落に至る定期船発着岸壁一九一米を小型漁船岸壁とす。其構造は干潮面下〇米二乃至三米二迄基礎捨石を投入均整して(所定の水深なき個所は床掘りをなす)幅一米乃至一米六長一米二乃至二米二厚、前面〇米八乃至一米六背面〇米五八乃至一米一八の基礎方塊を水平に据付其上に幅一米二厚〇米八二乃至一米一二長一米二乃至一米八の壁体方塊を一層乃至二層表勾配二分に互接積畳して下部壁体を造成し、其上端高干潮面上〇米六とし(小型漁船岸壁内部は壁体方塊を省く)其上に上幅〇米六下幅〇米九乃至一米二高一米四乃至一米八の場所詰混凝土上部壁体を造り、天端高干潮面上二米乃至二米四に達せしめ其背面には天端下〇米五にて上幅〇米四乃至〇米九裏勾配五分乃至一割に裏込栗石を塡充するものとす。岸壁沿地は幅四米に亘り厚〇米二の場所詰混凝土鋪装をなし、岸壁肩より二米を控へ六米乃至一五米間隔に繋船柱を設置す。尚小型漁船岸壁所定の位置に幅一米総高一米に総長六米の両上り階段二ヶ所を設置し在来小漁船の荷役に便す。各岸壁の主要寸法左の如し。200 弧長三五米八直線長六〇米

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