女川町誌
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二十八日石巻大火に類焼したので、門脇村海門寺囲に移した。その後郡役所は戸長役場乃至町村役場の指導監督に当つたことはもとより、地方の産業・交通・教育・衛生等の督励にあたつていたが、町村の発達振興に伴い、大正十年四月法律を以て郡制を廃止することとなり、同十二年四月一日之を実施し、更に十五年七月一日に至り愈々郡役所を廃止し、県庁の組織機構を強化して市町村を育成することになつた。更に昭和十七年七月一日、県下十一か所に地方事務所を新設した。当地方に於ては石巻市に桃生・牡鹿地方事務所を置いて、戦前戦後の地方行政に当らしめたが、昭和三十三年八月之を廃止し今日に至つている。歴代牡鹿郡長氏名調139

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