女川町誌 続編
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〔自然遺物〕貝類―アサリ、哺乳類―シカ、イノシシ、人骨?魚類―マグロ 〔保管〕照源寺、女川町教育委員会 13 浦宿C遺跡(うらしゅく) 〔所在地〕女川町浦宿浜字尾田峰 〔概要〕万石浦の北東部の浦宿浜に位置する。深い沢地形の発達したところで、沢に落ちる西側斜面の標高一〇~二〇㍍の比較的高い台地上に立地している。JR石巻線の浦宿駅から約五〇〇㍍も内陸に入り、三方を山に囲まれた地域である。 三宅宗議氏によると畑であったときに縄文土器・石器が採集できたという。現在は町営尾田峰団地があり、遺跡の詳細については不明であるが、造成の際に遺物が出土したという。 〔時期・型式名〕縄文時代後期(南境) 〔人工遺物〕土器、石器―石鏃(有柄)、石材 〔保管〕照源寺 14 照源寺境内遺跡(しょうげんじけいだい) 〔所在地〕女川町浦宿浜字門前 〔概要〕女川第一小学校の正門付近に山門があったという曹洞宗板橋ばんきょう山照源寺は長禄二年(一四五八)の開山である。以前はこの深い沢地形の南西斜面一帯が本寺の境内 481
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