女川町誌 続編
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発生の誘因を抱えている。 本町は昭和三十八年(一九六三)に災害対策基本法に基づく防災会議を設置し、女川町地域防災計画を策定して防災体制の整備に努めてきたが、昭和五十三年(一九七八)の宮城県沖地震を機に、情報伝達体系の確立が急務とされ、昭和五十五年(一九八〇)には町内全域に防災広報無線局を、昭和五十九年には県との間に防災用ファクシミリを設置するなど、この面での充実を図った(図4)。 二 消防 本町の消防組織は常備消防部として続いてきたが、昭和四十六年(一九七一)四月一日から石巻地区広域事務組合による広域消防の発足で、その女川分署となり、昭和五十七年四月一日、女川消防署に昇格して現在に至っている。 女川消防団は町内各地区の七分団から成る。 表25 石巻地区広域消防女川消防署の現況(昭和六十三年四月一日現在) 189

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