女川町誌 続編
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引き剰余金は四六八四万二〇〇〇円であった。 事業収益は予算額一億九三八三万三〇〇〇円を二五万四〇〇〇円上回る一億九四〇八万七〇〇〇円の決算額であるが、前年度に比較して三七七万円の増となっている。 また、事業費の予算額一億六八三二万四〇〇〇円に対する決算額は一億四七二四万四〇〇〇円で、執行率八七・四㌫となり、二一〇八万円の不用額となっているが、これは事業全般にわたる費用節減によるものである。 b 資本的収入及び支出 資本的収入については予算額二三九万一〇〇〇円に対して消火栓設置負担金三六万一〇〇〇円及び有料道路バイパス線配水管敷設替え工事負担金二三〇万九〇〇〇円、合計二六七万円の決算額となっている。資本的支出については、予算額三六三八万二〇〇〇円に対し、決算額三三四〇万二〇〇〇円となっている。その内訳を見ると、清水第二揚水場揚水ポンプ取替え工事、配水管敷設替え工事等二七六一万二〇〇〇円及び企業債償還金五七九万一〇〇〇円となっており、決算額の差し引き収入不足額三〇七三万三〇〇〇円は減債積立金五〇〇万円、建設改良積立金一〇〇〇万円、過年度分損益勘定留保資金一五七三万三〇〇〇円で補填している。 ロ 事業量と経営成績 事業量については、給水人口、給水戸数とも減少している。有収水量では、漏水調査の効果が表れ、一九二万五一八五立方㍍(六十一年度六八・七㌫、六十二年度七二・三㌫、六十三年度八二・三㌫)となり、前年度に比較して二万一七二四立方㍍(一〇・〇㌫)の増加であった。これは営業用、団体用、工業用及びプール用が減少したも のの、家庭用、特殊用、船舶用の使用水量が増加した結果である。 125

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